過去10年の戦力推移

セ・リーグ

wRC+

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 セ・リーグにおける打力の推移はわかりやすい。

 かつて覇権を握っていたジャイアンツとドラゴンズが戦力を落としていって、その間にカープが追い抜いたという恰好である。
 また、未だ平均には満たないもののベイスターズも右肩上がりに戦力を上昇させつつある。

SeasonヤクルトDeNA巨人広島阪神中日
200795941169194109
20081019910293106100
2009102801179596109
2010958011088122104
20111028610491108110
2012103851139396109
201397961089899102
2014103909711010794
2015103959910210199
2016100931031198995
201776979612710893

FIP-

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 ドラゴンズのここ数年の低迷は打力と投手力が同時に右肩下がりで低下していっていることが原因である。なかなか歯止めがかからない状態だ。

 上位チームでは徐々に投手力の差が縮まってきている。

SeasonヤクルトDeNA巨人広島阪神中日
2007951009511295102
200810711984999597
200910710992979698
20109410692106100100
20111011109210191104
2012105112861009998
20131021058910095107
20141051009310293106
20151021039792101106
201610997959596108
201710399929693115

パ・リーグ

wRC+

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 パ・リーグではセ・リーグと違い戦力格差の固定化というのがあまり起こらず、移動平均をとってもあまり滑らかなグラフにはならない。短期間で浮き沈みが激しい。もっとも、この数年はホークスの時代といっても良いようであるが。

Seasonオリックスソフトバンクロッテ楽天西武日本ハム
20071009710410110592
200810698999711088
2009100979797100107
2010101991109110694
20111011208985104100
20129310210096105104
201396117971048996
2014102111999297100
2015941129485106106
20169410210193100108
2017941168510211191

FIP-

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 wRC+と同様浮き沈みの激しいグラフになっている。

 この間継続して投手力を下げているのはマリーンズだけ。

 投手力ではホークス、イーグルス、ライオンズの3チームの戦力が接近しつつあるようだ。

Seasonオリックスソフトバンクロッテ楽天西武日本ハム
2007969491108106106
2008101103959298110
2009103979798104101
20109393107104103101
201199961059810696
201210099999910498
2013931031039996106
2014889511299104103
20151059210199102101
201611192109969695
201799941188995106